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2006年 06月 16日
突然ですが、いまチューク(ヤップの隣の州)にいます!
水曜夜にヤップを出てグアムに2泊し、今日チューク入り。以前にも書いたけれど、隣の州に行くのにいったんグアム(=外国)に出て3日かけて飛行機で行かないといけないなんて、何とも不便。でもまぁおかげでグアムという大都会(?)に出られるわけだけど。 グアムでは、半年ぶりに見る信号、片側2車線、エレベーター、マクドナルドなどに一通り感動し、日本人観光客の白さにまた驚いた。それでも今年1月に感じたほどのショック(?)はなかったように思う。何でだろ。逆カルチャーショックに慣れたのかな。(写真はグアムの店で見かけた日本語広告。「Botanicaプロダクトのあらゆる$20.00購入を備えた自由なギフトを受け取りなさい。記録でギフトを買い戻しなさい。」翻訳ソフトを使ったに違いない。あんなに日本人が溢れている街なのに、こんな日本語を放置してよいのだろうか…。ちなみに「MADE IN GUAM」は「グアムで作られる」。確かに間違いではないが。) チュークは今年1月に続いて2回目の訪問。前回は同期隊員の授業に参加するのが目的だったけど、今回はもう少し長めに(来週いっぱい)滞在して、チュークの他の面もいろいろ見ていこうと思っている。 #
by kenji-yap
| 2006-06-16 20:53
2006年 06月 14日
夏休みに入り、めっきり学校に行く回数が減っていたのだが、先日、久しぶりに教室に行ったところ、度肝を抜く光景が広がっていた。
机も椅子もどこかに消え去っていて、床にはゴミが散らかり、荷物やらタオルやらコップやら、いろんなものが雑然と置かれている。窓にはスー(離島の人のふんどし)が干され、風を受けてひらひらと舞っている。そして教室のすぐ脇で、ふんどし姿の子どもたちが遊んでいる。 何じゃこりゃ…と思ったのと同時に、夏休み前の校長の言葉を思い出した。 「夏休みになったら、離島の先生たちが研修を受けるために高校に寝泊りすることになっている。でも日本語のクラスは鍵を閉めて、使わないように言っておくよ。他の教室を使ってもらう。」 やられた。完璧にやられた。鍵は最後の日に自分で閉めて帰ったんだけど、きっと校長がマスターキーを渡してしまったのだろう。 せっかくあれだけ床磨きまでしたのに…何か教材が盗まれていないかな…心配や落胆や怒りが混じって、何とも言えずショックだった。思わずそこにいたオジサンに「あぁ~ここ使わないでって言ってあったのにさぁ…こんなになっちゃって…信じられない!」と八つ当たり。幸い、教室の備品や教材は無事なようだった。 校長を見つけ、早速問いただすと、「えっ?教室使われてるのか?使うなって言ったんだけどなぁ」と他人事。やっぱりね。 こうなったらもう仕方がない。去年と同様、新年度はまた大掃除からスタートだ。そう腹をくくったら、少し落ち着いた。とりあえず散らかったゴミを捨て、荷物を片付け、少し仕事をし、電子ピアノで数曲弾いた。そしたらまた少し落ち着いた。よく考えたら、校長の言葉を鵜呑みにしていた自分がバカだったよな、と思えてきた。予想外のこと・自分の思い通りにならないことは、常に起こり得る。そこでどう自分が冷静に対処できるかが大切なのに、ついつい取り乱したり、人のせいにしたり。まだまだだなぁ。たとえ窓にふんどしがひらひら舞っていても、「あぁふんどしね」と動じないくらいの冷静さと柔軟さを身につけたいと思う。 #
by kenji-yap
| 2006-06-14 15:48
2006年 06月 12日
最近、他州の隊員がヤップに来ていることや、帰国する隊員がいることなどから、村のパーティーに呼ばれる機会が多い。
ヤップのパーティーは「持ち寄り式」が主流。 招く側・招かれる側にかかわらず、参加者がそれぞれ料理や飲み物を用意してきて、テーブルに並べておく。 村長(チーフ)やゲストの挨拶のあと、食事が始まる。各自が好きなものを好きなだけ皿に取って食べる、バイキング形式だ。 パーティーに参加するにあたり、鉄則が3つある。と僕は思う。 1.虫除けとキンカンは必ず持参。 パーティーは外で、しかも夕方に行われることが多く、大量の蚊が目の前を飛び回る中で食事、という状況も多々ある。特に海辺でのパーティーでは「サンドフライ」という小さい蚊のような虫がおり、小さいくせに蚊の50倍はカユイ。不思議なことにヤップ人はあまり刺されることがなく平然としている。肌が黒いからか、血が蚊好みではないのか、それとも本当は刺されているのにかゆくないのか、いずれにしても羨ましい。 2.酔っ払いを避ける。 たいていどのパーティーにも、「始まる前からもう酔っているオッサン」がいる。運悪く絡まれると、ウォッカをロックで飲まされたり、日本の歌(同じフレーズ)を耳元で延々歌われたりと、ろくなことがない。 パーティー会場に着くと、まず酔っ払いの位置を把握し、なるべく彼の視界に入らない場所を確保することが大切だ。 3.遅れて行く。 「パーティーは1時からよ」と言われて、1時に行ってはいけない。 始まるのは早くて2時、遅いと4時以降。 これはパーティーに限ったことではない(そしてヤップ人に限ったことではない)が、南の島の人々の時間のルーズさには、困惑や呆れを超えて、感心すら覚える。 以上の3点を守れば、楽しいパーティーが約束される。 (写真は色つきおにぎり。彼らはおにぎりに必ず派手な色をつける。これはオレンジでまだましだが、他にも緑や青など様々。少しだけ食欲が失せるのは僕だけだろうか。) #
by kenji-yap
| 2006-06-12 20:20
2006年 06月 09日
ゴハンを食べていたら、何か硬いものが口の中に。見ると歯の詰め物。
「2年間は歯医者に行かなくてもいいように、必ず出国前に歯は完璧に治しておくこと」と訓練中にしつこく言われ、実際、出国直前に歯医者に行ってOKをもらってきていたんだけど、・・・やばい。 ヤップには、州立病院の中に一軒だけ歯医者があるが、「治療=抜く」というスタンスらしく、「詰め物が取れたので行ったら抜かれた」という過去の隊員の話もいくつか聞いている。絶対に行きたくない。 ちゃんと治療するにはグアムかポンペイ(首都)に行くしかないそうで、それはそれで「飛行機!都会!」とちょっと楽しみだったりするが、やっぱり海外で医者にかかるというのは不安だ。 そんなわけで、最近の趣味は歯磨き。少しでも何か食べたら、すぐに歯を磨きたくなる。たぶん一日7~8回はしていると思う。磨きすぎてまた詰め物が取れそうな勢いだ。 #
by kenji-yap
| 2006-06-09 20:44
2006年 06月 06日
僕が住んでいるのはヤップ本島だが、ヤップ州には300以上の島があり、そのうち16の島に人が住んでいる。
ヤップの離島に行く手段は2つ。PMAというセスナ機で行くか、マイクロスピリッツという船で行くか。 PMA(写真)は週二回、ヤップ本島と近くの離島を結んでおり、ピーターというおじいちゃんが操縦士。本当におじいちゃんなので、ただいま息子があとを継ぐべく、操縦の訓練をしている。 マイクロスピリッツ(写真)はほぼ1ヶ月に1便。ヤップ本島を出発したあと、2~3週間かけてほぼ全ての有人島をまわり、戻ってくる。 ただでさえ少ないヤップの観光客。離島ともなると皆無に等しく、PMAもマイクロスピリッツも、離島の人々の足もしくは荷物輸送手段としての役割が大きい。 しかし、せっかくヤップに暮らしているのだから、ぜひ離島も行ってみたい。そう思って、これまで何度か離島行きの計画を立てたことがあった。 一度目は去年の12月。年末休暇に合わせてPMAで行くつもりだったが、ピーターも年末休暇を取ってグアムに行ってしまい、断念。 二度目は今年の4月。日本から来た友人とで行くつもりだったが、PMAが直前にエンジントラブルを起こし、フライトがキャンセルに。 三度目は先月。夏休みに入ったし、今度こそ!と思っていたら、PMAが燃料切れでまたしてもフライトキャンセル。 普段はじゃんじゃん飛んでいるくせに、僕が離島行きの計画を立てた途端にPMAが飛ばなくなる(ように思える)。 もうPMAはいいや、夏休みで時間あるし、マイクロスピリッツにしよう、と思い、ちょうど高校の卒業式後に船が出るというので、それに乗って離島を回ってこようと思っていた。 すると突如、なぜか卒業式の数日前に船が出ることになった。離島出身の高校生たちは大ブーイング。無理もない、その船に乗らなければ次の船は1ヶ月後。でもその船に乗れば卒業式に出られない。僕も、1ヶ月後の船だと他の予定と重なってしまう。あ~、マイクロスピリッツもダメか…。 離島に行ったことがある人によると、景色も人も本島より素朴で、手付かずの自然が多く残り、時間がゆっくり流れているそうだ。海の美しさも格別だという。ヤップ本島でさえ、自然がいっぱいで海がきれいで時間がゆっくり、という感じなのに、そのさらに上を行っているというのか。これは何としてもこの目で確かめたい!・・・と思っているのに、近いようで遠い離島。計画すればするほど遠のいていく気さえする。 #
by kenji-yap
| 2006-06-06 19:20
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