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2007年 03月 06日
ヤップデーも終わり、一週間ぶりに授業再開。
日本の実家から、「お世話になった人たちへのお礼で使いなさい」と、和菓子の詰め合わせが届いたので、有難く使わせてもらうことにして、学校のオフィスに自分の手紙と一緒に置いておいた。 手紙はこんな感じ。 「職員のみなさんへ。僕は協力隊の任期を終え、来週帰国します。2005年にここに来て以来、みなさんには本当に親切にしてもらいました。どんなに感謝しても足りないくらいです。ヤップ高校での日々は、僕にいろんなことを教えてくれました。僕は日本に帰ったら高校の教師に戻りますが、ここでの経験は必ず役に立つと確信しています。今まで本当にありがとうございました。またいつかお会いしましょう。」 お菓子の箱にこの手紙を貼り付けているところに、事務のおばちゃんがやって来て、「えぇっ?ケンジ、日本に帰るの!?」と言い終わるか終わらないかのうちに、お菓子をガッシリと掴み、ボリボリと食べ始めた。 そこへカウンセラーのおばちゃんも入ってきて、「えぇっ?来週!?」と言いながら袋を素早く開け、ボリボリ。 2人の会話。「Oishii(おいしい)~。」「何それ?どういう意味?」「日本語でdeliciousって意味よ。」「あ~。Oishii、Oishii~。どれ、もう一つ。」 ・・・しまった。この2人に最初に見つかってしまうとは。 僕の悪い予感は的中し、数時間後にオフィスを再びのぞいた時にはもうお菓子どころか、箱もなくなっていて、初めからそうだったかのように、手紙だけが机に貼り付けられていた。 みんなに食べてほしかったんだけどなぁ。でも「ひとり2個まで」なんて書くのも何だかいやらしいし。 オバチャンと呼ばれる人々のずうずうしさは、世界共通だった。
by kenji-yap
| 2007-03-06 20:11
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