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2006年 12月 30日
昨日まで3日間、各州の日本語教師隊員が集まって会議をした。
いま、ミクロネシア国内には6人の日本語教師隊員がいる。ポンペイ州に3人、その他の州(コスラエ、チューク、ヤップ)に各1人。これまで、日々の授業と並行して、国内共通シラバス(指導項目)の作成や、教材づくり、クラス活動案の共有などを行ってきた。今回集まった最も大きな理由は、それらをまとめ、リスニング(聴解)教材を作成すること。 リスニング教材は、シラバスに沿って実際に使える会話を考え、それを隊員で役割を分担して録音する、というもの。ミクロネシア国内の日本語授業で使うために作られているので、語彙も設定も、生徒に身近なものになっている。内容も、ミクロネシア人の女の子(高校生)が、日本人の男の子と交流しながら日本語を覚えていく、というもの。7月にみんなで集まった時に初版を作ったのだが、今回はその改訂版を作る。 この改訂版、会話内容もかなり「改訂」されていて、ミクロネシア人の女の子(ジョイス)は日本人の男の子(健)に一目ぼれし、ストーカーまがいの猛烈アタック(←古い?)を繰り返し、ついに両想いになるという、何だかすごい内容になっている。 例えば、ある課の会話。 ジョイス「健さん、日本が恋しくありませんか」 健「いいえ、恋しくありませんよ。ジョイスさんがいますから」 ・・・これはまだ序の口。たくさんいる登場人物のうち、僕はなぜか「健」の役になってしまい、これまでの人生で一度も口にしたことのないようなセリフを録音することになった。あぁぁ~恥ずかし。(写真は録音風景。) 会議の3日間は、「仕事納め」にふさわしい忙しさだった。議題はリスニング教材だけではないので、1日目なんて、終わったのが深夜0:30。まるで日本のサラリーマンみたい。 今日と明日は、ゆっくりしよう。ヤップで買えないものを買ったり、ふだんは会えない他州の隊員仲間と遊んだり。
by kenji-yap
| 2006-12-30 21:52
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