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2006年 05月 22日
今でこそ当たり前になったが、当初はやはり戸惑った。
日本の高校生とヤップ高校生の、テストの受けかた(態度)の違い。 日本:答案用紙が配られたら、まず名前を書く。 ヤップ:目に入った問題から解きはじめる。従って、名前をよく書き忘れる。 日本:テスト中は、誰もしゃべらない。 ヤップ:独り言を言う生徒続出。なぜか問題を音読したがる。 日本:たいてい答案とにらめっこし続ける。 ヤップ:やたら僕の顔を見る。(これは以前にも書いた。)何度も目が合うので、初めはカンニングするつもりかと警戒したが、単に答えを思い出すための行動。 日本:早く解き終わっても黙っている。 ヤップ:「フィニッシュ!(終わり!)」と必ず言う。(別にそんなの告げてくれなくてもいい。) 日本:分からない問題があると、そこは空欄のままか、適当に答えを書く。 ヤップ:「あ~これ忘れた!」とか「何これ?」とか、自分の気持ちを書く。(これも別に書いてくれなくていい。以前「こんなの知らない」と書いた子がいて、つい「教えたはずだ!」と返事(?)を書いてしまったこともある。) まさに「ところ変われば」だが、こうして書き出してみると、ヤップの子どもたちのほうが素直な反応・行動をとっているのは明らかだ。分からないことは「分からない」、忘れたら「忘れた」、終わったら「終わった」。彼らが日本の学校に転校したらどうなるだろう。一人「フィニッシュ!」と叫ぶ姿を想像して、ちょっとウケた。 ***** 宣伝。 JICAのホームページに、世界各国の隊員たちの活動を紹介するページ「世界HOTアングル」があります。その中に、このたび僕の活動の様子が載りました。各国のおもしろ話も多数。もしよろしければぜひ! http://hotangle.jica.go.jp/asia_pacific/mic/
by kenji-yap
| 2006-05-22 22:08
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