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2005年 07月 02日
派遣前訓練が終わった。一昨日の修了式で証書とエンブレム(制服につける)を受け取り、僕達は晴れて「候補生」から「隊員」になった。この訓練の終わりは、協力隊員としての始まりを意味する。やっとここまで辿り着いた。長かったなぁ。でもこれからが僕のやりたかったこと。頑張ろう。
最終日の昨日は、合意書に押印したあと全員で「万歳」。このノリがいかにも協力隊。10時には東京・名古屋・大阪へのバスが順に出発するので、みな寸暇を惜しんでいろんな人と最後の挨拶を交わす。握手し、抱き合い、涙を流す人々が玄関に溢れた。外は雨。 僕は大阪行きのバスに乗ったのだが、1時間ほど走ったSAで名古屋行きの隊員バスと一緒になった。さっき涙で「2年後に会おうね」と別れたばかりだったのに今度は笑顔で「あ!○○ちゃ~ん!」…何だか気まずかったのは僕だけだろうか。 この訓練で得たものはあまりに多く、大きい。それをここに全て記すことはとても無理だが、敢えて一つ挙げるならば、月並みながらやはり「出会い」だ。彼らとの出会いは僕の視野を確実に広げた。全員が特定の技術を持つスペシャリストだったことも凄かったが、みんなの「心の持ちよう」に、僕は何度も感動した。例えば、何かの係を決めるとき。「誰かやってくれる人―?」と言えば、必ずすぐに誰かが手をあげる。例えば、食事当番の人に、誰もが「お疲れさま~」と声を掛ける。何でもないようなことだけど、一人ひとりが、今自分に何ができるかを常に考え、それを実行していたように思う。その自発性・行動力は、僕にとって大きな刺激となり、目標となった。 毎日一緒に過ごしたこの仲間は、約2週間後、世界各国に散らばっていく。「ホースの水」のように。
by kenji-yap
| 2005-07-02 23:15
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