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2005年 06月 15日
3月まで担任をしていたクラスから小包が届いた。中には体育祭で優勝した時のビデオと、生徒たちからの手紙が。3月まで毎日顔を合わせ、言葉を交わしていた生徒たち。ビデオを見、手紙を読んでいると、一人ひとりの声やしぐさ、教室のざわめきまでもがはっきりと思い出されて、何とも言えず温かい気持ちになった。
僕が担任をしていた学年(当時2年生)は3年生当初のクラス替えがなく、担任も原則継続している。その中で僕のクラスだけが担任が変わり、多方面に迷惑をかけてしまったわけだが、僕は3月の最後のホームルームで、クラスの生徒たちに「4月から新しい担任の先生になる。初めは戸惑うと思うけど、去年はこうだったとか、前の担任はこうしてたとか、そういうことを新しい担任の先生に言わないでほしい。その先生と一緒に、新しいクラスを作っていってほしい」と話した。今回の生き生きとした手紙やビデオから、その「新しいクラス」ができていっているのを感じたし、その中でも、僕のことをこうして覚えていてくれているのが嬉しかった。 みんな、どうもありがとう。 今日は語学訓練の後、臨済宗のお坊さんが来て、講話と「座禅」を体験。民間企業を経て住職となり、シルクロードを100回近く旅しているというスーパー坊さんで、話も面白く、深かった。座禅は生まれて初めての体験だったのだが、数々の新情報を得た。①座禅は目を閉じてすると思っていたが、その必要はないらしい。②姿勢が悪い人が木の板で「しばかれる」と思っていたが、自分で希望して「しばいて」もらうらしい。③座禅が「成功」すると、しばらく誰とも口をききたくなくなるらしい。 せっかくなので、希望して「しばいて」もらった。意外と気持ち良かった(笑)。住職に言われた通り「無」の状態を目指して瞑想してみたが、途中で空腹になり、お腹が鳴りはじめた。ラスト5分は「無」どころか、頭の中は夕食のことでいっぱいになってしまい、初めての座禅はあえなく失敗に終わった。
by kenji-yap
| 2005-06-15 21:33
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