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2007年 03月 13日
13人。
僕がヤップにいる間に、日本から遊びに来てくれた友人の数。 協力隊員が派遣されている国の中では比較的日本と近い、ということももちろんあるけれど、それでも日本を出る時には、こんなにたくさんの友人が訪ねてきてくれるとは思わなかった。僕はもともと友達が少ないうえに、日本で仕事をしていた時には忙しさにかまけて昔の友人と連絡をあまり取っていなかった。だから連絡のつく友人はますます減り、協力隊に参加するときになって「あー、もっと連絡ちゃんと取っとけばよかったなぁ」と思ったりしていたのだが、それでも高校や大学の友人、日本語教師の養成学校時代の友人、ボランティア仲間など、いろんな人が訪ねてきてくれて、本当に嬉しかった。このブログに何度も書いたけれど、日本から来てくれた彼らが初めてヤップを見て口にする言葉、見せる表情、それらは僕を初心に返してくれて、明日への活力をくれる、とても貴重なものだった。 そしてこの13人には、僕の教え子も含まれている。去年の8月に来てくれた教え子は、僕が最後に担任していた生徒で、たった一人で飛行機を乗り継いでやってきてくれた。僕が逆の立場だったら、行ってみようかとさえ思わないだろう。いい教え子に恵まれたなぁ。遅刻ばっかりしてて保護者を呼び出したことも、今となってはいい思い出…(笑)。 実は、友達の少ない僕の数少ない幼なじみが2人いるのだが、2人もヤップに行きたいとずっと言ってくれていた。結局それは叶わなかったけれど、帰国して2年ぶりに会うのが楽しみだ。 この2人のほかにも、日本から近況報告メールや応援の手紙をくれた人たちがいる。一人ひとりにお礼のメールや手紙を出すべきだけど、このブログでもお礼を言わせてほしい。 41人。 ヤップ高校日本語クラスに、ゲストとして来てくれた方の数。 夏休みを除いて平均すれば、1ヶ月に2人はゲストを迎えられた計算になる。上に書いた僕の友人たちだけでなく、隊員仲間やその友人知人、JICA関係者、観光客などなど、老若男女幅広く、いろんなタイプの(?)日本人を迎えることができた。特に隊員の間では、「日本から友人が来たら、ヤップ高校日本語クラスにゲスト出演させねばならない」というのが暗黙の掟になっており(というか僕がそう仕向けたんだけど)、それが41人という数字につながったのだと思う。これまた有難い。 41人のゲスト。僕の生徒たちにとって、かけがえのない経験になったことだろう。初めて会った人に習った日本語で話しかけ、それが通じた時の喜び。それは学習の動機づけ以上の何か、人が人とコミュニケーションを取ろうとする理由の根本に触れるような、そんな感じがする。 そして、直接ヤップに来てくれたわけではないけれど、ヤップ高校生の日本語熱に貢献してくれた人たちがいる。 大阪のK高校の人たち。 僕の現職参加元であるK高校の生徒たちは、僕がヤップに来てからずっとヤップ高校生と文通をしてくれた。手紙に年賀状に学校紹介ビデオにと、ヤップ高校生に「生きた日本語」を送り続けてくれた。こちらからも月1回の「ヤップ通信」をはじめ、手紙、クリスマスカード、ヤップ紹介DVDなど、いろんなものを送った。 交流を担当してくださった先生や、学校の近況をこまめに教えてくださる先生、毎月のヤップ通信を全校に印刷配布してくださった先生など、教職員の強力なサポートがあって、こうして「現職参加隊員」としての活動ができたのだと思う。 こうして書いていると、この2年間どれだけの人に支えられて過ごしてきたかがよく分かる。改めて、感謝。
by kenji-yap
| 2007-03-13 21:15
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