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2006年 06月 18日
1月に全州を回った時にも感じたが、ミクロネシアは4州それぞれに個性があって、同じ国とは思えないくらいだ。
チュークはとにかく停電が多い。政府が電力会社に電気代を払っていないとか、機械トラブルとか、原因はいろいろあるらしい。時間帯を区切って計画停電が行われており、島の南半分の地域では夜11時から朝3時まで、朝7時から11時まで、昼3時から夜7時までが停電。島の北半分では、それ以外の時間帯が停電になる。それぞれ、一日24時間のうち12時間ずつしか電気がない状態だ。さらに僕が泊まっている建物は、水を電気で汲み上げて供給しているので、停電=断水になる。手が洗えなかったり、シャワーの途中で水が止まったりと、なかなか不便だ。 しかし計画停電は「あと10分で水が止まる」というのが分かるため、慣れてしまえばそれに備えることができる。夜は予めトイレやシャワーを済ませ、トイレ用にバケツに水を溜めておき、ロウソクを用意して停電を待つ。計画停電のほかにも突然の停電(無計画停電、というのだろうか…)があり、これにはおとなしく従うしかないので、トイレの最中に停電しないか、日頃の行いが試される。 こういう生活をすると、やはりヤップは恵まれているんだなぁと思う。停電はこの一年で数回しかなかったし、断水もない。外に出て改めて知る良さ。友達が来てくれたのとはまた違う観点で、ヤップを客観視することができる。
by kenji-yap
| 2006-06-18 20:08
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