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2006年 03月 26日
「みゅ」、募集中。
ミクロネシア国内の日本語教師が、いま共同で「ひらがな教材」を作っている。現在は言葉集めの段階で、この隊員は50音(「あ」~「ん」)、この隊員は長母音と濁音・半濁音、…と分担し、それぞれのひらがなが入った単語を集めているところだ。 僕の担当は促音(小さい「つ」)と、拗音(「きゃ・きゅ・きょ」など)。 これがなかなか難しい。ただやみくもに集めればいいのではなく、初級日本語の学習者にとって必要または有益な単語で、かつミクロネシア内で役立つもの、というのが基準だからだ。もちろん外来語(カタカナ言葉)は使えない。しかも、各文字につき10個以上集めなければならない。 日本語教育のテキストを参考にしたり、国語辞典を見たり、日々の授業で思いついたものを書きためたりしているが、拗音は外来語が多く(「コン『ピュ』ータ」など)、10個なんて絶対不可能だ!というものもある。 他の隊員に知恵を借りてみた。 「“みょ”を使った単語ってない?」 「う~ん・・・これどう?“はんみょう”。昆虫。」 ・・・そこで「はんみょう」を使った例文を考えてみた。 A:「Bさん、これははんみょうですか?」 B:「いいえ、はんみょうじゃありません。それはこめつきむしです。」 ・・・。 アイデアはありがたいが、初級日本語の学習者に「はんみょう」が必要または有益とはどうも思えず、ミクロネシアにもいなさそうなので、残念ながら採用は難しい。 結局、最後まで苦しんでいるのが「ひゅ」「びゅ」「ぴゅ」と「みゅ」。 「ひゅ」「びゅ」「ぴゅ」は、苦し紛れに「ひゅうひゅう(←風の音)」「びゅっ(←鎌で草を刈る音)」などを考え、勝手にもういいことにした。厳密に言えば擬音語は日本語教育上カタカナを使うことになっているのでルール違反だが、まぁ許してもらおう。 で、未だに思いつかないのが「みゅ」。学校の行き帰り、ずっと「みゅ、みゅ・・・」とつぶやきながら自転車をこいでいる(かなり怪しい)が、見つからない。外来語ならいっぱいあるのになぁ。 そんなわけで、「みゅ」に詳しい人、募集中!
by kenji-yap
| 2006-03-26 19:52
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